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Javaに関するMr.BSのコメント

 Bjarne Stroustrup氏(Mr.BS)のインタービュー記事を読む連載第5回目の今回は、前回に引き続き次の公開記事を読みます。

 1996年3月25日インタービュー記事新リンク先

 本日は、公開記事内の次の質問へのMr.BS回答を詳しく検討します。

・Do you have any opinion on Java?

 この質問は、Javaをどのように評価しているか、というものです。Mr.BSはその立場上、この種の質問をよく受けます。基本的には、"私はC++と他の言語を比較したりはしない"、と答えていますが、Mr.BSは自分の意見を必ず追加しています(そのような性格なのでしょうね)。詳しくはこの連載で触れていますが、Mr.BSはJavaに対して好意的な立場を取っていません。

 Mr.BSは、Javaは自分のマシンでは動作しないからセキュアである、と皮肉交じりにコメントしています。同氏の主張を簡単に整理してしまえば、"Javaは言語レベルで論じるものではなく、仮想環境とあわせて論じるべきである"、ということのようです。Mr.BSはJavaについていろいろな発言をしていますが、こちらなどの見解は面白いかもしれません。

 "Javaは動作しないからセキュアである"という表現は、かなり強烈です。一部のJavaファンはこのコメントに相当の反感を持つと思います。また、"Javaは言語レベルではなく、仮想環境とあわせて論じるべき"という主張は、"Javaは純粋なプログラミング言語ではない"という主張を暗に含みます。これはどういう意味かといえば、プログラミング言語と仮想環境の設計者が独立して存在することになり、言語レベルだけでは論じられない、ということではないかと思います。
 また、Mr.BSは別の記事の中で、"JavaはVisual Basicと同じくProprietaryである"と主張しています。Javaに関するMr.BSの考え方は、Javaを設計したJames Gosling氏の発言とともに、この連載で詳しく取り上げています。

 Javaに関する他のいくつかの興味ある記事へのリンクを張っておきます。興味のある方は、お時間のあるときに一読してください。

Java_1(英語)
Java_2(英語)
Java_3

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本日は2008-12-04です。