C++を設計したのはこの人
本連載では、インターネットから公開されているインタービュー記事を精読しながら、プログラミング言語C++を設計し、最初に実装した人でもある、Bjarne Stroustrup氏の考え方を学んでいきます。
Bjarne Stroustrup氏はデンマークで生まれ、成人するまで母国で教育を受けています。同氏の母国語は英語ではなく、デンマーク語です。こうした事情もあり、Stroustrup氏が公開する英語論文はいろいろな面で難しい!、といわれています(筆者とMr.BSの対話)。筆者は、Stroustrup氏はたいへんな努力家であり、優れた表現者の一人である、と尊敬しています。
このインタービュー担当者は、"あなたが考えているElegantの意味を具体的に説明してください"、とStroustrup氏に詰め寄っています。Stroustrup氏は、"C++をうまく活用すれば、Elegantなコードが書ける"、という表現をよく使います。インタービュー担当者は、"Elegantなコード"の"Elegant"の意味を尋ねているのです。さて皆さん、"Elegant"の意味を(母国語ではない)英語で説明できますか?
Bjarne Stroustrup氏は、「Simula」というノルウェー生まれのプログラミング言語から、"オブジェクト指向"という考え方を学んでいます。ただし、Stroustrup氏は、オブジェクト指向は重要な考え方の一つではあっても、"オブジェクト指向への盲従"に対しては異を唱えています。
オブジェクト指向は、現在のソフトウェア業界の屋台骨を支える共有財産です。オブジェクト指向に関する素養がなければ、現在のソフトウェアを理解することはほぼ不可能です。ソフトウェアを開発できたとしても、市場への説明に窮し、ユーザを獲得できないはずです。
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本日は2008-12-04です。