読者の反応から
上記左端の「IT技術者として生き抜くための十ヶ条」の読者からのコメントが寄せられています。お忙しい中で感想をお書きいただいた方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
構成がまずい!、対象読者層がよく分からない!、というご指摘。ごもっともかもしれません。本書執筆時、筆者は純粋に技術を学んでいる方やこれから技術力を身に付けようとしている人をまったく念頭に置いていませんでした。
「年間売り上げ高」や「収益率」を意識せざるを得なくなった、あるいは、すでに強く意識している技術者を想定していました。彼らの後姿だけを見つめていました。彼らはこれからどのような人生を歩むのだろうか?
- 組織論ではなく、自分の技術力だけで人生生計を立てらないか?
- これまで習得した技術力を正当に評価してほしい!
- さらに儲かる技術や商材を見つけたい!
- 努力して開発した自分のソフトウェア製品をぜひとも売りたい!
- 忙しいだけで、割に合わない便利屋家業はそろそろ引退の潮時かな?
筆者の観察の範囲では、ほとんどのソフトウェアハウス経営上層部は、"よい仕事はないか?"、"このままでは熟練開発者にそれなりの給料を払えない!"、"受注が減り、先も見えない"、"プログラミング工程は他のアジア諸国に持っていかれる!"、と悩んでいます。この悩みはきわめて深刻です。
"工程管理、設計とプログラミング技術だけではIT技術者の将来は保証されない!"と、筆者は観察しています。きわめて残念なことですが、事態は深刻であり、解決策を見い出すことは困難です。
現在の所属先と環境に満足し、純粋にプログラミング技術を身に付けたいと燃えていらっしゃる方は、Bjarne Stroustrup氏のC++プログラミング書籍などを購入されるとよいと思います。
拙著にも開発者向けのコラムが用意されていますが、その情報はあくまでも、"いかにしてソフトウェアビジネスで生計を立てるか?"という角度から起草されています。
拙著の目次はここから公開されています。目次項目のいずれかに思い当たるところがあれば、拙著をぜひ購入してください。そして、現在の自分には関係ないと思われる部分にも少し目を通してください。そこには現役で活動している先輩開発者や経営者の言葉が載っています。電車の中や喫茶店などで気軽に読んでください。
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本日は2008-08-20です。